公共工事を生業としている私は、この梅雨時期に発生する災害(被害に遭われた方申し訳ありません)や、新たな災害の予防等の仕事で、次の年度に向けて徐々に忙しくなっていくわけですが、常に他人様の不幸を願って生活しているわけではありません。
家屋の解体・木々の伐採・切り土・盛り土など、こういう仕事をしていると、シロアリに遭遇するなど日常茶飯事で、現場で見かけると「また、いたか」ぐらいの感覚になってしまいます。
特に田舎の方の、古い家屋などでは、シロアリは出てきて当たり前で、解体した家屋の、庭や土の中からも、まさしく「出るわ、出るわ」、泉の如くシロアリが湧いてきます。
自然にとって、シロアリというのは必要な生き物なのですが、家に暮らす人間にとっては「百害あって一利なし」的な害虫ですので、住宅の新築時などでは、念入りに謀議処理を施すようにしています。また、建物本体に謀議処理を施すなど気を使われる人は多いですが、「住宅は土の上に立っているのを忘れたか?」のように、土壌処理にはほとんど気を使われません。これは、アドバイスを行っても、予算との兼ね合いもあってナカナカ難しい問題です。
現実問題として、いつ来るか分からぬシロアリよりも、使える予算は家自体に使いたいと思うのが人間の性でしょう。
転ばぬ先の杖ではありませんが、保険同様、「あの時に」と、ならぬよう祈るばかりです。
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